231028 ロングライド 600

600kのブルベに参加

脚の具合はあまり良くなく不安だが今年最後なので参加した。

右膝は深く曲げたり捻ったりで強めの痛みが出る。

ルートは飯塚スタートの平戸口~国東の以前も走ったことのあるコース。

気温差が3~20℃と大きく荷物が増える。最低気温が予想される玖珠、湯布院下って大分を深夜に通過する事になるのでそれなりの装備が必要。

自転車 fr1 ハンドル10mm上げ、靴rc9t インソールレーブに拇指球までサポート追加の試し。

ライト オーライト、予備ペンライト、ヘッデン 

ウェア 今回パールイズミの3dxパッドのレーパンも初試し。サドルは走りながら調整する。パワーメッシュ、アームカバー、半袖ジャージ、半指グローブで昼装備。夜は裏起毛長ジャージ上下、長指グローブ、ウインドウブレーカー、シューズカバー。

補給食にカロリーバランスとアミノバイタルゼリー×2 荷物はリュックに背負って走る。

6時スタートなので4時起床、840kcalのタマゴバーガー、160kcalバターロール2個、油濃く食べづらい。BCAA、クエン酸重曹水。

早朝雨が降ったようで気温は13℃辺りと思ったより暖かい。

6時スタート、嘉麻から米ノ山峠、ゆっくり右膝の様子を見ながら登る。ある程度の痛みは出るがそれ以上にならないので続行。筑紫野から那珂川を抜け小笠木峠と糸島峠。

下りで引いた腰をサドルに落とすと角度が狂った。横1本締めのヤグラに後退幅を大きく取ったので支えきれない様子。増し締めするが以降何度も同じ状態になる。

左のインソールは踏めるとまでは行かないが良い感じ、同じ加工をした右は少し違和感。右膝はもう気にならなくなったが無理に踏まないように注意。糸島は途中工事迂回路で4km程ロス。海岸線に出て唐津、松原でPC1 91km地点セブンイレブン タマゴパン補給。

伊万里方面へ、筋疲労を感じ始め向風で漕ぎが重く進まない。伊万里大橋を過ぎた所でリヤのスローパンクに気付く。微量の漏れと思い補充して対応。ここから先しばらく緩いアップダウンと向風。度々狂うサドルのせいか既に尻が痛く脚も疲れたので松浦であじフライの店に入ろうとしたが昼はラーメンのみ提供となっており先へ、この判断で補給が遅れペースが落ちる。PCでパンク修理と思っていたが3回目の補充で諦めチューブ交換、ついでに自販機でタピオカマスカット補給。タイヤに異物は見当たらずリムテープの状態があまり良くないのが心配、とりあえず組んで空気を入れるがミニポンプではビード上げに苦労する。大きなポンプにしておけば良かった。

空気を入れると良く走る。伊万里で交換すべきだった。平戸口手前の通過チェックへ、イートインが無く店先で弁当を食べる気にもしないのでチーズバーガー。軽く済ますが旨くもなく足りない感じ。舌に違和感。

ここからきつめのアップダウンで最西端に向かう。つい重いギヤのまま立ち漕ぎでこなしたくなるが痛みと筋疲労が出るのでゆっくり回して走る。立ち漕ぎから座る場面で何度もサドル角度が狂うのでサドル前出し、ヤグラにかかる梃子を減らした。高さは走りながら調整する。筋疲労と圧迫で尻が痛い。

最西端でフォトチェックして佐世保へ、相変わらずアップダウン、補給遅れと尻が辛くペースが上がらない。とりあえずカロリーバランス補給、吐き気は少し、炭酸水で治まるくらい。コンビニ飯が気持ち悪くなるので店で食べたい。とりあえず佐世保に行けば店があると思い先へ進んだ。

佐世保でやっと店に入ってちゃんぽんとおにぎり×2 ニンニクの味が少し、気持ち悪くなるかと思ったが無事多めの補給が出来た。ゆっくり時間を決めて休んでリスタート、佐世保から三河に抜ける宇土越え、序盤は緩やかなので焦らずゆっくり登る。途中、自販機ですっきりトマト補給。途中から斜度が上りしばらく耐えるとピークのトンネル、ここがクイズポイントになっている。日没近く、アームウォーマーをして下った。武雄を抜けるまではまだバイパスのアップダウンが続く。

佐賀から久留米、そろそろ腹が減るのでまた店で晩飯にしたいが21時を過ぎ開いている店もまばら、結局ウエストに入りかつ丼セット、ここでも多めの補給は出来たがウエストのかつ丼は不味く残念な気分になる。尻がかなり痛いのでゆっくりめに休んで夜装備に着替え。この辺りからかなり気温が下がり始める。裏起毛ジャージだけでは寒いので早くもウインドウブレーカー。

杷木から日田、向風と尻の痛みでペースが上がらない。パンツのパッドが落ち着かずポジションが決まらないまま、サドル少し上げ。軽い眠気が出たのでコーヒー、身体も怠いのでそろそろ休憩が必要。辛く嫌になるが距離は半分を超え気分的に楽になる。

ゆっくり登り道の駅慈恩の滝で大休憩にした。休憩室は暖房は無いが自販機で暖かい。ウインドウブレーカーの中で蒸れて汗冷えし始めているのでジャージを脱いで乾燥させる。2時間後でアラームをかけたが眠気は無く30分程横になったがゆっくり準備を始めた。カップコーヒーで暖まり買っておいたクリームパン補給。汗冷え防止にチラシを腕、脚、胸、背中に入れスタートした。筋疲労があるので軽いギヤでゆっくり水分峠、玖珠で3℃水分峠は5℃身体が冷えないうちにすぐに大分方面へ下る。

長い下りだがハンドル位置に違和感があり今一つ。腹が減り始めるが店は無いので大分まで我慢する。空腹でまた吐き気が出始める。復帰以降身体が出来ていないので吐き気に悩まされているが補給遅れが原因の様子。夜明けに大分のPCに到着した。

pc2セブン 

ここでもこれ、と言った物も無くイートインも無いのでタマゴパン、黒酢。別府辺りで店に入れると考えていた。10号線を別府に入ると気温が上り衣類を着替え。まだ店が開いておらず日出、これ以上補給を遅らせるとまた吐き気が出るので、城下を過ぎた辺りのジョイフルに入る。色々迷うが明太スパゲッティにした。ゆっくり食べて少し風が冷たいのでアームウォーマー。海岸線を走るのかと思ったら内陸のアップダウン、向風が強くかなり疲れ国東が遠く感じる。ここでも尻が痛く座っていられなくなる程でサドル少し上げ、角度も何回も調整し直しながら国東のPCに到着。

PC3ファミマ 麦米のおにぎりと赤飯、赤飯は補給用にポケットへ

ここから西へ、続く両子山を越えれば大きな坂は終了、距離も残り100kmを切る。延々向風とアップダウンを走った割にはサドル位置が合ったのか調子は良くなっている。回して登ってダムで自販機休憩、先は斜度が上り辛いが何とか踏んでクリア、豊後高田へ、途中の公園で通過フォトチェックして麓まで下り、途中で走りながら赤飯補給。ここでも向風が辛い。尻もかなり痛いがサドルを上げる事でだいぶ改善した。サドル前出しから10mm近く上がっている。宇佐、中津と残り少なくなると長く感じるがまだ60km以上あるので中津で黒酢とタマゴパン補給。みやこ、犀川に出ると風向きが変わり楽になる。赤村、柚原、田川といつものルートで遠賀川に出て嘉麻でフィニッシュ。タイムは34時間15分だった。失速区間が多く、あと2時間程早く走っておきたい所だが久しぶりに600kmを完走出来て良かった。

610km 34時間15分 累積標高5006m 心拍ログ無し